「走る処分場」

捨て犬猫、走る処分場　徳島県・奈良市、迷惑施設代わり
＝2010年2月20日付 asahi.com（朝日新聞）＝
『徳島県と奈良市が、飼い主に捨てられた犬や猫を、火葬施設まで運ぶトラック内で殺処分している。犬や猫を集める施設での殺処分が住民に受け入れてもらえないために考えついた苦肉の策だという。・・・≫続きを読む』

映画「犬と猫と人間と」でも、この”走る処分場”のことが取り上げられていました。
一台4500万円。
徳島県ではこの方法で年間５千～１万匹を処分しているそうです。

『センター職員の獣医師は「処分なんてしたくない。できるなら収容した動物をすべて飼って、生かしてやりたい。でも、施設や金の問題で、そんなことはできないでしょう」と話す。』

そうでしょうか？
熊本動物愛護センターでの取り組みが注目されている今、
このような言い訳は通用しなくなるでしょう。
飼い主に安易に動物を捨てさせない努力、
そして、やむを得ず収容した動物たちを新しい家族のもとへ送り届ける努力。
本当に「生かしてやりたい」と思われているのなら、
こういった努力を実践してみるべきでしょう。

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