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とうにん地域ねこ倶楽部

福岡県福岡市中央区にて地域猫活動・猫の里親様募集を行っております。活動報告、近況などをお伝えしたいと思います。
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「助けられた命」、「助けられなかった命」 

土曜日の朝、仕事先に向かう途中の室見橋歩道の、
ちょうど中間地点の端っこに、一目でわかる「遺体」を発見。

「なんてこった・・・」

まだ2ヶ月齢足らず子猫が、手足を広げて息絶え伏していました。
雨に濡れそぼった小さい体・・・、いったいどのくらいそこにいたのか。
外傷はありません。

子猫がなぜそんな場所に・・・?

箱は持ってないし、どうしよう。
迷っていても仕方ない、すぐさま「西日本動物愛護協会」さんへ電話をしました。

「西日本動物愛護協会」さんは、路上死している犬や猫がゴミ扱いで処理されていることに心を痛められ、そういう子たちを、低料金で火葬~埋葬・ご供養して下さるNPO団体さんです。

いくら魂が抜けているとはいえ、ゴミと一緒に燃やされるのではあまりに酷い。

色々考え方はあるでしょうが、恵まれない外生活を送ったであろう身、
最期くらい手厚く見送ってあげたい・・・と、私は思うんです。

手持ちのタオルにくるんで仕事先に連れて行き、
帰りに「西日本~」さんにお迎えに来て頂くことにしました。

待っている間、「きっと撫で撫でされたことなんてないよねぇ、
もっと早くに出会ってたら良かったのにねぇ、助けてあげられなくてごめんね・・・」、
ずっとあちこち撫でながら、「今度は人間に生まれ代わっておいで。
で、私と一緒に『猫助け』しようよ・・・」と話しかけました。

「西日本~」さんも、あまりに小さな亡骸に、お顔を曇らせていらっしゃいました。

「助けられた命」、「助けられなかった命」。

「しまじろう」と今回の子猫。
きっと、同じようなことが、日々起きているんでしょう。

「しまじろうママ」様のように、「後悔したくない未来」のために、
一歩踏み出して下さる方が増えたなら、「助かる命」も増えるはず。

「むろみちゃん」と仮に名付けた子猫。
怖かったろう、痛かったろう、寒かったろう・・・姿が、今も目の裏から離れません。

          カシャママ


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