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とうにん地域ねこ倶楽部

福岡県福岡市中央区にて地域猫活動・猫の里親様募集を行っております。活動報告、近況などをお伝えしたいと思います。
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地域猫切望 

9月11日。
今日、商店街組合理事長さんの所に、近くの団地にお住まいの方が訪ねて来られました。
かなり猫のことで悩んでらっしゃるご様子だったと聞き及び、仕事帰りにお会いしに伺って来ました。
その方は、団地の同じ棟にお住まいの方3人で、外にいる猫4匹のお世話をされているそうです。
不妊手術を施し、ごはんあげをしたあとはきちんと片付け、猫のウンチどころか犬のウンチまで取り、おまけに周囲の掃除をして回っているという念の入れよう。
団地のほかの方からの苦情もないとのことで、これはすでに立派な地域猫。
県営・市営団地の住居で犬猫を飼育することはご法度。
しかし、いくら禁止したところで現実は隠れて飼育してる方はあとを絶たないでしょうし、外にも必ず猫はいます。
どこの団地でも…です。
で、「猫の餌やり禁止!」の立て札なり貼紙がある。
いったいそれで何か解決しているのか?といつも疑問に思います。
いっそ、地域猫に指定して、有志により管理して増えないようにしたほうが、一番解決への早道である気がするのは私だけじゃないでしょう。
東京で行われている、飼い主のいない猫と共生する取り組みでも団地のケ-スがありますが、良い結果が出ています。
猫の世話を通して独居のご年配者や、子供らとのコミュニケーションもとれ、猫はアイドルになり、苦情も減り、大事にされる猫は一代限りで生を全うし、全てがうまく回っていく。
福岡県は相も変わらず、殺処分数ワ-ストを死守しています。
この際、本気で根本解決に乗り出さないと、この汚名を拭い去ることはできないのではないでしょうか。
県・市の生活衛生課のご担当者、住宅管理課その他関係各所の皆々様に申し上げたい。
答えがなかなか見つからないといって、延々と棚上げしてるツケが、命を粗末にする風潮に繋がっていないでしょうか?
動物が住みにくい町は人も住みにくいはずです。
「排除」ではなく「共生」を目指していくお力添えを、是非是非頂きたく存じます。
動物も命あるもの…と「動物の愛護と管理に関する法律」に明記されています。
どんな命も無下に奪う権利は誰にもないはず。
愛すべきこの福岡が、全ての弱者に優しい街です!と胸を張って言える日が、すぐそこに来る未来を願ってやみません。
by カシャママ

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