後悔。

ごはんを食べに来ている子のお腹が大きくなっていました…。
全然馴れない子なので、これまで手術もできず、生まれた子猫のみ何とか保護してきましたが、7月にその子の子供が6にゃん産んでしまい、1カ月かけて親子7にゃん確保したばかり。
総勢23にゃんになってしまった今、もうこれ以上保護はできない…と思い、決死の捕獲作戦に入りました。
捕獲器には見向きもせず、確保できる確率はかなり低いと半ば諦めかけていた水曜日、たまたま私が近くにいる時にごはんを入れたケ－ジに入り、ついに成功。
前もって事情を話して、夜遅くでも引き受けます、と言って下さった近所の動物病院に運びました。
私は運転できないので、ケ－ジを抱え汗だくだくで10分の道のりを歩きました。
午後11時近く、国道沿いを休み休み。
先生はすぐに手術しますとおっしゃいました。
外の生活が長いので、何か感染症持ってるかもしれない…それが手術のストレスで発病してしまったら…とか、いいや、今まで元気で生き延びてきたんだから、もしかして病気は持ってないかも…と心は揺れましたが、もう後戻りはできない。
翌日は病院が休みの為、金曜の午後迎えに来ますと約束し、帰路につきました。
怯えきった「つむぎ」の目が心に刺さりながら。
金曜の朝、私の携帯が鳴りました。
動物病院の先生からです。
手術の経過と、子猫は50日位で3匹いたこと…、ごはんは全く食べてないけれど、オシッコウンチはしてたこと、昨日の夜7時半に病院に見に行ったら落ち着いていたこと…。
わざわざ報告して下さるなんて、ご丁寧に。
と感謝した私の耳に入ってきた言葉は
「それが今朝、亡くなっていました…」
！！！
へっ？
今なんて？
うそ！
言葉を失いました。
なんてことをしてしまったんだ、私は…。
子猫ばかりか「つむぎ」まで殺してしまった。
商店街では臨月で手術した子が何匹もいて、みんな無事だったのでどこか舐めていたのかもしれません。
本当はかなり危険が伴うかもしれないのに。
私が手術を頼まなければ、まだ元気で生きられたものを…。
悔やんでも悔やみきれない。
自責の念で一杯です。
猫達を助けるはずの行為が反対の結果を産んでしまった。
奈落です…。
保護したあなたの子供達を、必ず幸せにするからね…と亡骸に誓いながら、庭の芙蓉と一緒に、いつも佇んでた場所に埋葬しました。
byカシャママ

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