「きなこ」ステイ先様からのメール

「きなこ」のステイ先のＵ様より、預かり主のユメママ宛にご報告メールが届きました。
とても心温まる内容です。

「きなこ」ちゃんのステイ先のＵです。
昨日はわざわざお電話頂き、ありがとうございました。
子猫を飼うのは久しぶりなので、「きなこ」ちゃんのことでドキドキすることも多い毎日で、お電話頂いてとても心強かったです。
お電話でお話ししました通り、初日はずっとテレビ台の下にこもってました。
私達が寝ている間に餌を食べてトイレもしてたので安心しました。
2日目も別の場所にこもってましたが、夜連れ出して撫でてると、少しずつ緊張が取れたみたいでゴロゴロ言ってくれたので、夫婦で感動しました。
3日目はお互いの膝の上でゴロゴロ言ってくれた上に、テレビを見てる私達の間でくつろいでくれたので、またまた感動しました。（写真はその時の様子です）
ただ、それ以外の時間はずっとソファの下などにこもってて、まだ自分からは出てきません。
少しずつ「安心していい場所だ」と思ってもらえたらいいな、と夫婦で見守ってるところです。
初日はあんなに怯えるとは思ってなかったので、Ｙ様（ユメママ）のとこで使っておられた籠や餌やトイレの砂を頂いて、本当に良かったと思いました。
いろいろお気遣い頂いてありがとうございます。
まずは近況のご報告をさせて頂きました。







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後悔。

ごはんを食べに来ている子のお腹が大きくなっていました…。
全然馴れない子なので、これまで手術もできず、生まれた子猫のみ何とか保護してきましたが、7月にその子の子供が6にゃん産んでしまい、1カ月かけて親子7にゃん確保したばかり。
総勢23にゃんになってしまった今、もうこれ以上保護はできない…と思い、決死の捕獲作戦に入りました。
捕獲器には見向きもせず、確保できる確率はかなり低いと半ば諦めかけていた水曜日、たまたま私が近くにいる時にごはんを入れたケ－ジに入り、ついに成功。
前もって事情を話して、夜遅くでも引き受けます、と言って下さった近所の動物病院に運びました。
私は運転できないので、ケ－ジを抱え汗だくだくで10分の道のりを歩きました。
午後11時近く、国道沿いを休み休み。
先生はすぐに手術しますとおっしゃいました。
外の生活が長いので、何か感染症持ってるかもしれない…それが手術のストレスで発病してしまったら…とか、いいや、今まで元気で生き延びてきたんだから、もしかして病気は持ってないかも…と心は揺れましたが、もう後戻りはできない。
翌日は病院が休みの為、金曜の午後迎えに来ますと約束し、帰路につきました。
怯えきった「つむぎ」の目が心に刺さりながら。
金曜の朝、私の携帯が鳴りました。
動物病院の先生からです。
手術の経過と、子猫は50日位で3匹いたこと…、ごはんは全く食べてないけれど、オシッコウンチはしてたこと、昨日の夜7時半に病院に見に行ったら落ち着いていたこと…。
わざわざ報告して下さるなんて、ご丁寧に。
と感謝した私の耳に入ってきた言葉は
「それが今朝、亡くなっていました…」
！！！
へっ？
今なんて？
うそ！
言葉を失いました。
なんてことをしてしまったんだ、私は…。
子猫ばかりか「つむぎ」まで殺してしまった。
商店街では臨月で手術した子が何匹もいて、みんな無事だったのでどこか舐めていたのかもしれません。
本当はかなり危険が伴うかもしれないのに。
私が手術を頼まなければ、まだ元気で生きられたものを…。
悔やんでも悔やみきれない。
自責の念で一杯です。
猫達を助けるはずの行為が反対の結果を産んでしまった。
奈落です…。
保護したあなたの子供達を、必ず幸せにするからね…と亡骸に誓いながら、庭の芙蓉と一緒に、いつも佇んでた場所に埋葬しました。
byカシャママ

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「きなこ」その後…

ホ－ムステイ先のＵさんに電話して、「きなこ」の様子を尋ねました。
私達が連れて行って部屋に放し、トイレを教えた後はテレビの裏に入りっ放しでずっとそのままだったそうです。
でも朝見たらごはんも食べていたし、トイレもちゃんと猫トイレにしていたそうで安心しました。
まだ部屋のどこかすみっこにいるらしいです。
「おはぎ」のことを聞かれたので、不安そうに泣いています…と答えました。
気にして下さってたんですね。
私が電話して来たことを奥様はとても喜んでおられましたよ。
電話の後ろにはやはりクラッシック音楽が聞こえていました。
by ユメママ

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「きなこ」ホ－ムステイへ

ホ－ムステイ先のＵさん宅の玄関を入ったら、招き猫がお出迎え。
鍵を下げるものも猫の団体、リビングにはなんと！私の大好きなマイケル・ルーの版画が3枚ほど額に入って飾ってありました。
そして猫のトイレはＳさん宅の「貞治」と「珠衣」が使っている、砂飛びしないオシャレなもの（うちでも真似して買い、これいいですよ～と私が言ったので、早速買って「きなこ」のために用意してありました）。
部屋にはクラッシックが流れる落ち着いた雰囲気。
「きなこ」は初めてのお宅にビビってテレビの後ろに入り込んでしまいましたが、部員のＩさん（同行してもらいました）が、優しいご夫婦のお宅でよかったねぇ、「きなこ」の色も優しい色合いであの家に合うよ…と言いました。
よく見れば、マイケル・ルーの絵の中は茶トラがたくさん描かれていましたよ。
「きなこ」は幸せものです。
早くおふたりに懐いて欲しい！
by ユメママ

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「きなこ」に里親希望者様出現！

9月20日。
情報誌「スキップ」から、「猫を半年前に亡くされたという40代のご夫婦が『きなこ』ちゃんをほしいと訪ねてこられました」と連絡があり、舞い上がって部員のＩさんに連絡するのも忘れて近くのコンビニで待ち合わせ、我家にご案内しました。
上品で優しそうなおふたり！うちの主人が留守だったので、ほかの猫たちも見せ回りました。
すぐに部員全員にメールをし、了解を得て翌日ホ－ムステイに連れて伺うお約束をしました。
できれば「おはぎ」も一緒が良かったけれど、無理にお勧めはできませんでした。
「おはぎ」にも早くいいご縁がありますように！
 by ユメママ

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「募金」と「支援物質」

今まで自分達だけでひっそりと猫達の世話と手術をやってきて、それこそ限界に近かったのに、皆様のお力添えでここまでになって、考えると夢のような話です。
また手術の予約をしてますので、さっそく募金を使わせて頂きます。
今では何を隠そう「とうにん地域ねこ倶楽部のものです」って胸張って言えるようになりました。
もっと言わせてもらえれば、アメリカみたいにアニマルポリスあったらいいよね！
虐待している飼い主なんかを捕まえる人よ。
日本はなんでもアメリカの真似するくせに、こんなんはなかなか作れない。
それと激安ペットショップも止めて欲しい！
狭いとこに入れられてガンガン音楽ならしてライト当てられて…、完璧に虐待！
ああ～お礼ブログが愚痴ブログになってしまいました。
とにかく感謝してます。
ありがとう！
それと、組合事務所にフ－ド（沢山！）・猫砂・オシッコシ－ツ・爪研ぎを送って頂いてるのを見ました。
里親詐欺に遭ったとか怖い話しを聞くご時世に、こんなに優しい方がいらっしゃるなんて有り難いねぇ、と部員のＩさんとしみじみ話しました。
涙が出るほど嬉しいです。
本当にありがとうございます。
よし、ガンバロウ！という気持ちがモクモクと湧いてきましたよ！
by ユメママ

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地域猫切望

9月11日。
今日、商店街組合理事長さんの所に、近くの団地にお住まいの方が訪ねて来られました。
かなり猫のことで悩んでらっしゃるご様子だったと聞き及び、仕事帰りにお会いしに伺って来ました。
その方は、団地の同じ棟にお住まいの方3人で、外にいる猫4匹のお世話をされているそうです。
不妊手術を施し、ごはんあげをしたあとはきちんと片付け、猫のウンチどころか犬のウンチまで取り、おまけに周囲の掃除をして回っているという念の入れよう。
団地のほかの方からの苦情もないとのことで、これはすでに立派な地域猫。
県営・市営団地の住居で犬猫を飼育することはご法度。
しかし、いくら禁止したところで現実は隠れて飼育してる方はあとを絶たないでしょうし、外にも必ず猫はいます。
どこの団地でも…です。
で、「猫の餌やり禁止！」の立て札なり貼紙がある。
いったいそれで何か解決しているのか？といつも疑問に思います。
いっそ、地域猫に指定して、有志により管理して増えないようにしたほうが、一番解決への早道である気がするのは私だけじゃないでしょう。
東京で行われている、飼い主のいない猫と共生する取り組みでも団地のケ－スがありますが、良い結果が出ています。
猫の世話を通して独居のご年配者や、子供らとのコミュニケーションもとれ、猫はアイドルになり、苦情も減り、大事にされる猫は一代限りで生を全うし、全てがうまく回っていく。
福岡県は相も変わらず、殺処分数ワ－ストを死守しています。
この際、本気で根本解決に乗り出さないと、この汚名を拭い去ることはできないのではないでしょうか。
県・市の生活衛生課のご担当者、住宅管理課その他関係各所の皆々様に申し上げたい。
答えがなかなか見つからないといって、延々と棚上げしてるツケが、命を粗末にする風潮に繋がっていないでしょうか？
動物が住みにくい町は人も住みにくいはずです。
「排除」ではなく「共生」を目指していくお力添えを、是非是非頂きたく存じます。
動物も命あるもの…と「動物の愛護と管理に関する法律」に明記されています。
どんな命も無下に奪う権利は誰にもないはず。
愛すべきこの福岡が、全ての弱者に優しい街です！と胸を張って言える日が、すぐそこに来る未来を願ってやみません。
by カシャママ

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収支報告

＜収入の部（募金箱）＞
合計　135.579円

＜支出の部＞
合計　107.730円

ホームページのほうに詳細を掲載しております。
詳しくはホームページをご覧になってくださいませ。
ご支援誠にありがとうございます。

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ご支援本当に本当にありがとうございます！

Ｈ様からドライフード（写真が無くてごめんなさい！）。
そしてまた別のＨ様から、ドライフード・ペットシーツ・猫砂・爪とぎを頂きました！
本当に本当にありがとうございます。
猫たちの為に大事に使用させていただきますね。






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「猫のきもち」

一昨日「猫のきもち」10月号が届いたんですが、中に長野県の地域猫の記事がありました。
長野県は飼い主のいない猫の避妊去勢が無料なんですって！
いいですねぇ。
それだとサクサク捕獲するだけで殆ど解決！なんだけどな～。
また発情期の時期になりました。
子猫が産まれると思うと頭痛い…。
だって市や県の援助がない現状、有り難い募金で随分助かってはいますが、なかなか追いつきません。
私とＩさんの「1日200円貯金」じゃ2ヵ月で1にゃんがいいとこ。
「しっぽ」ちゃんの分はまだ貯まってないから、Ｉさんにまた借金です…。
「殺処分数ワーストワン」の福岡、なんとかなりませんかねえ。
by ユメママ

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