ロボちゃん追想

「フ－ミンパパ」が、「『フーミン』と『ダンちゃん』が『ロボ』を探しよるよ」と言ってました。
「フーミン」の様子がおかしいって。
「『ロボ』にはいいもの見せてもろうたからな。
『フーミン』を連れて商店街に戻ってきた時、ここに放して出て来んやった『フーミン』を『ロボ』が連れて来てくれたとよ。
毎晩、『ダンちゃん』と一緒の時もあったよ。
『ロボ』はもう雨が降っても濡れる心配せんでようなったなあ～」って。
毎晩駆け寄って来ていた「ロボちゃん」がおらんと寂しいね…と「パパ」としみじみ話しました。
ほかの猫に会わなくても「ロボちゃん」に会わない日はほとんどなかった。
私がベンチに座ると、必ずベンチに飛び乗ってすりすりしてきていたし…と懐かしんでいると、「パパ」が「あっ、『ロボ』が！」と言うので、思わず目で辺りを探してしまいました。
死んだ事自分で気づいてないからここにいるかもよ、と言うと、そうやなあ～と笑っていました。
「ロボちゃん」を可愛がって下さった方たちに「ロボちゃん」が亡くなったことをお知らせし、今までありがとうございました…の意味も込めて、「ロボちゃん」の写真をラミネートしたものを、商店街に貼ろうと思います。
みんな寂しがるだろうなぁ。
by ユメママ

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