忍者ブログ

とうにん地域ねこ倶楽部

福岡県福岡市中央区にて地域猫活動・猫の里親様募集を行っております。活動報告、近況などをお伝えしたいと思います。
HOME  >    >  [PR]  >  地域猫活動  >  子猫
[158]  [157]  [156]  [155]  [154]  [153]  [152]  [151]  [150]  [149]  [148

[PR] 

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

子猫 

日曜の夕方は、猫様ごはんの買い出しです。
私は運転と名が付くものは全部できないので、登山家のようなゴツい脚が頼り。
歩いて10分程のホ-ムセンタ-で買い物を済ませ、両手に計10キロほどの荷物を下げ、えっちらおっちら家路へと急ぎました。
人間のご飯の用意が待っています(-_-;)。
家まであと50メートル位の所で、右前方の車道に白い物体を発見。
私は視力がかなり悪いので、レジ袋?と目を凝らすと…、は?うそっ!子猫!!冗談じゃない!と、ダッシュで車道に飛び込みました。
いつもは混んでる時間帯なのに、まるでモ-ゼが海を割って道を作ったかのように、両車線とも車は途切れていました。
走りながら10キロの荷物を右手に持ち変え、左手でへたりこんでいた子猫を素早く抱き上げました。
きっと頭を打っているのでしょう。
神経症状が見られ、頭を反らせ手を突っ張っていました。
猫風邪が酷く、顔や手がぐちゃぐちゃに汚れています。
とにかく荷物を置きに帰らないと…と、焦りながらも、あまり子猫の体を揺らさないように、しっかり抱き注意深く歩きました。
玄関前に荷を放り、近くの動物病院に電話しました。
既に診察終了時間を過ぎていましたが、祈る気持ちで応答を待ちました。
留守電なら「緊急事態です」と吹き込もう!
しかし、「はい、F動物病院・獣医師のFです」の声! 良かった~!まだいらしたんだ…。
事情を説明すると、快く受けて下さいました。
急がねば…。
子猫が頭を反らせないように、左手でそっと固定し、右手で体を包み、来た道をまた戻りました。
病院はホ-ムセンタ-の少し先にあります。
ざっと診察して下さった結果、やはり頭を打っている為の症状が見られるとのことで、手足の骨折はなさそうです。
左目は猫風邪の為に多分失明、右目は見えてるはずだけど…と、目の前で指を動かしても反応なし。先生は「頭を打ってるせいで、意識が混濁しているのでしょう。入院して治療を行いますが、もし脳内出血を起こしているとすれば、どんどん悪化する畏れがあります」と、静かにおっしゃいました。
動物にCTやMRIなどの高度な検査をして下さる病院は、近くにはありません。
仮にあったとしても、高額な検査費用を支払うのは不可能です。
この子の生命力に賭けるしかない。
翌日にお電話する…ということにして、先生にはお願いを、子猫には激励をし病院をあとにしました。
さて、これからどうするか…。
頭の中をぐるぐる巡るのは、「助けたものの、保護する場所がない」ということと「障がいが残った場合や加療を継続するならば、その医療費」「家計を圧迫している猫費でいつも家庭内争議が起きるのに、この事態をどう説明するか」…。
現実は容赦なくのしかかってきます。
神様の試練は相変わらずキビシイ…。
今日は午前中の仕事がキャンセルになったので(また減収だ(T-T)…)病院に様子を見に行きます。
私が発見しなかったら、間もなく100%消えていた命。でも、時間差はあれど、助からないかもしれない命。
助かって欲しい、それは勿論…けど、これからどうする?
えぇ~いっ!成るようにしか成らないんだから、ぐちゃぐちゃ考えたって仕方ない!
とはいえ、こうべを垂れる私でした…(__)。
子猫は、3ヵ月齢程のやや長毛の、真っ白いモヘア玉のような女の子です。
by放心状態のカシャママ

○ボランテイアさん&里親様随時募集中!○
とうにん地域ねこ倶楽部公式HP
お問い合わせは toninneko@yahoo.co.jp まで。
にほんブログ村 猫ブログ 地域猫へ

拍手[0回]

PR
Copyright © とうにん地域ねこ倶楽部 All Rights Reserved.
Photo by 戦場に猫  Template by katze
忍者ブログ [PR]