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とうにん地域ねこ倶楽部

福岡県福岡市中央区にて地域猫活動・猫の里親様募集を行っております。活動報告、近況などをお伝えしたいと思います。
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動物病院にて 

今日、いつもお世話になっている病院に、うちの「夢ちゃん」の点滴に行った時の話です。(最近体調が悪くて病院通いしています)
椅子に腰掛けて待っていたら、ドアが開いて40~50才くらいの女性が中型~大型の間くらいの薄茶色の長毛のミックス犬を抱えて入ってこられました。
おしっこシーツと膝掛けを当てて。
なんと20才だそうです。
おしっこも垂れ流し夜中にウロウロする、ごはんは今日片手の平くらい食べたそうです。
床にシーツを敷くと、グタッと体を横たえています。
20才まで大切に育てられたんだろうな…と思うと、熱いものが込み上げてきました。
その方は、ご両親が亡くなり一軒家に一人暮らしのようです。
隣りの家の、犬を何頭も飼ったことのある人が「まだ死なんと?うちの犬も、はよ死なんかいなと思うとよ」と、いつも声かけられて悲しい思いをしていると言われてました。
人の気持ちを考えないでそんなこと言う、なんて酷い人でしょう…。
話しをしているとその犬が、病院の床でおしっこシーツからはみ出す量のおしっこをしたので立たせると、右に左にヨロヨロ歩き出しましたが、ハアハアと息も荒く、見ている人たちがみんな心配そうに見守っている中、力尽きてバタンと倒れるように横たわり、頭を何度も起こそうとしてはまたバタンと頭を床に落としていました。
健気で、高齢なのに澄んだ目をして懸命に生きようとしている姿を見ていると、私ウッと来て涙がボロボロこぼれてきました。
「夢ちゃん」の点滴が終り、帰る時に横たわったその犬の頭を撫でて「頑張ってね」と言うと、飼い主さんが「ありがとうございます」と言われました。
by ユメママ

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