とうにん地域ねこ倶楽部
「こしま」ちゃん
黒サビの「こしま」ちゃんは、以前ブログに書きました「しま」ちゃんの娘です。
「しま」ちゃんは、何度も不妊手術の為の捕獲に失敗、姿を見ないと心配していたら、行き倒れていたところを「リリママ」の知人の方が発見、看取りをしてくれてたのが後でわかった…という経緯がありました。
「こしま」ちゃんは不妊手術をしてからリリースしてましたが、人懐っこいので、国道近くのコンビニに毎日現れ、目撃するたびにヒヤヒやしていましたが、とうとう保護に踏み切りました。
室内で生活したことがないから、慣れてくれるだろうか…と心配しましたが、全く騒ぐこともなく、トイレもすぐに覚えてくれたお利口さんです。
現在保護している「ハッチ」「フックン」「まるちゃん」と同じ場所で生活している「こしま」ちゃんは、3にゃんの優しい乳母か保育士みたいです。
「ハッチ」は膝の上に乗せるとだいぶん力を抜くようにはなりましたが、ケージに手をいれたら逃げるんで、なかなか捕まえられない。
まだイマイチ人間に馴れていないのが「こしま」ちゃんには分かるのか、3にゃんのうち
「ハッチ」を一番念入りに舐めます。
優しく、丁寧に。
大丈夫よ…と言うように、頭と身体を舐めていくと「ハッチ」も力を抜いて私を見上げるんです。
その間私がブラッシング、「こしま」ちゃんが舐めて上げる役割。
なんか鼻の奥がツーンとしました。
終わったら「こしま」ちゃんを膝に乗せてブラッシング。
軽くて小さいけど、中に優しさがいっぱい詰まってます。
抱き上げると私の顔も控え目にチョロッと舐めてくれました。
byユメママ
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保護
大雨の日の午後、母が裏の戸を開けて叫んでいました。
「猫がいる!」
急いで出てみると、見慣れない猫がへたりこんでいました。
おとなの多分男の子です。
近づいたら離れたので、中に戻ってササミおやつを手に持ち、ジワジワと接近。
徐々に距離を縮め、ついに手から食べました!
きっとごはんもらってた子なんでしょう。
見ると、右目がありません。
左目もあまり見えてないようです。ガリガリに痩せています。
猫風邪で顔もぐちゃぐちゃ。
こりゃ病院に連れていかないとマズイな…と思いました。
翌日は姿がなく心配していたら、仕事から帰宅すると、いました!
玄関前にちんまり座って。
キャリーを持って来ると警戒し、少しずつ車の下に移動。
マタタビを顔の前に近づけても反応なし…。
鼻が利かないんでしょうね(>_<)。
これ以上車の下に入ると手が届かないので、首の後ろを掴み、ズルズルとキャリーへ引きずる強行手段に出ました。
弱っているからか、暴れもせずに中に入りました。
急いで病院へ。
診察の結果、脱水があまりに酷いので入院することに。
てっきり1才位かと思ってたら、先生は歯を見て「5才にはなってますよ」と言われました。
翌日様子を見に行き、詳しい検査の結果を聞くと、まず猫エイズ陽性、白血球の数値がかなり高く、腎機能も悪い、貧血が凄い。
診断結果は「エイズの末期」…。
幸い、どうにか食欲はあるので、点滴と注射で様子を見ようということになりました。
最初は4日程で退院する予定でしたが、あまり回復しないので、入院延長。
しかし、段々食欲も落ちてきてしまいました。
「こうなったら輸血しかないでしょうね」と先生。
それでも赤血球を作らないかもしれない。
その時は覚悟しなきゃなりません。
そこの病院は献血猫がいないので、うちの子が提供することに。
う~む、ど・れ・に・し・よ・う・か…(-_-;)。
若くて健康で、できれば体重が5kg以上…。
該当するのは1にゃん。2才くらいの男の子「宇宙」です。
「協力してねぇ、ごめんねぇ」となだめすかしてキャリーに入れました。
夕方「宇宙」を迎えに行き、あとは祈るのみ。
「無敵」と名付けた男の子は、順調に反応してくれて、無事退院となりました!
今も偏食ばかりでケージ暮らしですが、一度血尿騒ぎがあったくらいで、体重も少しずつ増え、大きな声も出るようになりました。
まだまだ毎日の「元気ごっくん(酵素2種類とクロレラ原液を混ぜたものを、注射器で口に流し込む)」は欠かせません。
元気になって、走り回る姿を見られる日を、心待ちにしています(^o^)v。
by カシャママ
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子猫その4
先生がトイレトレーニングを始めて下さってましたが、新品のトレーに新品の紙砂を入れると、すぐにそこで用を足したそうです(・o・)。
普通、臭いがしないとトイレの認識がなく、寝床になっちゃったりしますが、なんて賢いんでしょうね~(^o^)。
何かに護られ、生き抜く力に満ち、強運をしょってる子なんだ…と、つくづく思います。
「リリママ」は、「道をどんどん切り開くように、『モ-ゼ』という名前にしてはどうでしょう?」と言ってくれましたが、前世で修道僧だった(ような気がする)私としては、ちょっと畏れ多いので(-_-;)、子猫の名前は「明日光(あすみ)」にしました。
字ヅラはイマイチですが、意味はピッタリかな…と。
元気になり、そろそろ退院しないといけないけれど…と悩んでいたら「ユメママ」が、「『瑠璃』ちゃんを預かりますよ」と言って下さいました。
私の負担を少しでも減らしたいから、との「ご配慮なんですよ」とは「リリママ」談(T-T)。有り難いです。
金曜からの豪雨で、日曜も朝は電車が止まっていました。荒天ならば、計画を断念せねばなりません…。
その日「ユメママ」のお宅はご法事をされたので、伺うのは夕方。
空を仰ぎ落ち着かないこと数時間、するとお昼前から雨が止み、薄日が射すではありませんか!ひゃっほ~)^o^(
電車も動いているということで、いざ出発。
「ユメママ」のお宅に着いて「瑠璃」ちゃんをケ-ジに移すと、「リリママ」も駆けつけてくれて、里親様募集用の写真を撮って下さいました。
ふたりと話していると、空模様が段々怪しくなってきました。
病院に寄って「明日光」を連れて帰らないといけないので、降らないでくれよ~と祈りつつ、帰路を急ぎました。
F先生は、入院時からの治療経過等を、カルテを示しながらご説明下さいました。
で、「土曜日から、頭の右傾が急に治ったんですよ」とおっしゃいました。
徐々にではなく、「突然に」だそうです。
「この子は何か力を持っているんでしょうねぇ。
雨も止みましたし」と、先生がシミジミ呟かれたのには驚きました。
全然「超常現象系」の類いなんて、信じなさそうな方だと思ってたので。
F先生の治療とご親身なお世話のお蔭で、無事退院にこぎつけることができました。
おまけに、私の窮状をご考慮下さり、入院費用も随分お安くして頂きました(T-T)m(__)m。
ブログを読んで下さってる皆様や、猫仲間の方々の応援の力も、かなりのお助け
になっている!とつくづく感じます。
本当にありがとうございます!m(__)mm(__)m。
「明日光」は、まだ猫風邪が残っているので涙目ではあるものの、(うさぎでできてない)ねずみのおもちゃで遊び、よく食べよく眠り、よいウンチをします。
まだ足どりは危なっかしいようですが、甘え度全開o(^-^)o。
ヤマブシ茸たくさん食べて、しっかり元気になってね、「明日光」ちゃん!
これからも応援よろしくお願い致します!
by カシャママ
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続・捕獲
魚屋さんのビルの下にセットしたら、上から降りて来た男性がけげんな顔をして見ていったので、スーパーの前の自販機の横に設置しました。
「フーミンパパ」が自転車でやってくると、「フーミン」が鳴きながら駆け寄って行き、荷台の上でごはんを食べ始めました。
あちこちから猫が集まってきましたが、全部避妊・去勢の終わった猫ばかり…。
「『ダンちゃん』を待ってる」と言うと、「『ダンちゃん』来んよ」とシラっと言います。
「フーミンパパ」は、実は捕獲するのを可哀相だと思ってるんです。
困ったもんです。
今日は残念ですが無理みたいなので、諦めて帰ることにしました(T-T)。
by ユメママ
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捕獲
しかたなく商店街の別の場所にいる猫を探すけど、今夜に限って出てきません。
せっかく病院予約しているのに…。
通り掛かりの人が「猫つかまえよっと?」と聞くので、首から下げたネームタグを示して「とうにん地域猫倶楽部のものです。野良猫の避妊・去勢をしています」と答えました。
おぉ~い、みんなどこだよ~。
by ユメママ
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7月20日 仮名ミルちゃん、黒豆ちゃんホームステイ開始
本当にありがとうございます。
byユメママ
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子猫その3
入院室に通されてソッとケ-ジを覗くと、白い毛糸玉がちんまり眠っていました。
先生が扉を開けると、パっと跳び起きて、全身で甘えてきました。
お~!元気になってる!
まだ点滴の管は繋がれていたものの、ごはんもしっかり食べるようになったそうです。
事故の翌日の痙攣発作はその後なく、風邪も治ってきています。
頭の傾きはほぼ見られませんが、片目しか見えないせいか点滴の針が腕に固定されてる為か、やや前傾にはなっています。
このまま落ち着いてくれれば退院となりますが、さてどうしたものか…。
猫仲間に預かりさんを探して頂いているけれど、殆どの方が一杯一杯だし、なかなか難しいのかなぁ…と。
それに、元気になったとはいえ、脳に障害を受けているので、どこまで回復してくれるかは未知数だし、急変する可能性もあるかもしれません。
そんなことを考えると、手元に置かないといけないような気もするし、でもこれ以上のにゃん数増加は、益々にゃんらのストレスになりそうで。
何もかもがしつらえられた縁、助かる運命にあった子猫を任せられた私。
思いは千々に乱れます。
ただ、子猫が元気に、幸せになってくれることを、今は祈るのみですけれど。
子猫の仮の名前は「杏(あん)」にしました。
byカシャママ報告
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手術の為の捕獲
今朝、いつもお世話になっている病院に連れて行き、先生にお願いする時「名前はなんにしますか?」と聞かれ、う~ん特徴のないキジの子ですからねぇ…と、改めてその子を見ると、頭のてっぺんが丸くハゲていたので「かっぱちゃん」にしました。
明日迎えに行きリリースですが、昼から豪雨ということなので、午前中に放さないといけないかな…と思いますが、まだ安静が必要だし、雨なのに傷口が…と心配で悩んでいます。
こんな時、短期の預かりボランティアさんがいて下さったら…と思います。
最近は捕獲作業をひとりで行っています。
「ダンちゃん」や「シャム2」の子供3にゃんのうちの2にゃんや、道路を渡って隣接地区と商店街を行き来している長毛の黒猫、振興組合事務所からデジカメで写した屋根にいた2にゃんなど、まだまだ手術をしなければならない子達が控えています。
最近は段々私が「ヤバい捕獲おばさん」だと猫らに知れ渡ってしまったのか、以前からいる猫らは保護器に入ろうとしません。
対策を考えねば…です。
「かっぱ」は新顔だと思うし、この前まえ去勢してリリースした「ヒゼン君」は、未だに出てこないので心配です。
夕べは「ロボちゃん」の代わりに「どじょう」が捕獲の邪魔をしに来たので、抱えて移動させようとしたら軽く噛まれました。
しかし、でかいけど可愛いです。
「どじょう」は商店街の人気者で、よく撫でられています。
ユメママ報告
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子猫その2
先生は開口一番「頑張ってくれています」。
あぁ良かった…。
しかし次に続いた言葉は「…ですが、痙攣発作が起きてしまいました」と、デジカメの動画を見せて下さいました。
…かなり酷い痙攣です。
2~3分も続くとか。
やはり脳のダメージが大きかったようです。
可哀相に…。
どうぞ、と通された入院室に置かれた、頑丈なステンレスのケ-ジを覗くと、奥の隅に丸まって眠っていて、細く小さな腕には、24時間点滴の管が繋がれていました。
先生が扉を開けて子猫を起こすと、声は出ないのに、必死で何かを言おうとしています。
抗生剤とステロイドの注射で、風邪症状はおさまりつつあり、鼻の穴もしっかり開き、右目はぱっちりになっていましたが、左目は白濁し、見えていないことがわかりました。
頭が右に傾くので、歩こうとすると、右にひっくり返ります。
先生が撫でるとゴロゴロ言い、昨日よりは随分落ち着いてきているようには見えました。
今後がどうか。
昨日の今日なので、まだ何とも言えない…と、先生。
発作がおさまってくるのか酷くなるのか。
とにかく治療を続けながら、見守っていくしかない、とも。
「リリママ」や「ユメママ」に状況を説明したら、二人共それぞれの知人に、事故の後遺症で発作を起こすにゃんこを保護している方がいるらしく、稀なことではないんだ…と驚きました。
幸い骨折や内臓に問題もないようなので、子猫の生きる力を信じ、回復する手立てを模索していきます。
しかし…一体、入院費払えるんだろうか…(ーー;)。
by溜息のカシャママ
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子猫
私は運転と名が付くものは全部できないので、登山家のようなゴツい脚が頼り。
歩いて10分程のホ-ムセンタ-で買い物を済ませ、両手に計10キロほどの荷物を下げ、えっちらおっちら家路へと急ぎました。
人間のご飯の用意が待っています(-_-;)。
家まであと50メートル位の所で、右前方の車道に白い物体を発見。
私は視力がかなり悪いので、レジ袋?と目を凝らすと…、は?うそっ!子猫!!冗談じゃない!と、ダッシュで車道に飛び込みました。
いつもは混んでる時間帯なのに、まるでモ-ゼが海を割って道を作ったかのように、両車線とも車は途切れていました。
走りながら10キロの荷物を右手に持ち変え、左手でへたりこんでいた子猫を素早く抱き上げました。
きっと頭を打っているのでしょう。
神経症状が見られ、頭を反らせ手を突っ張っていました。
猫風邪が酷く、顔や手がぐちゃぐちゃに汚れています。
とにかく荷物を置きに帰らないと…と、焦りながらも、あまり子猫の体を揺らさないように、しっかり抱き注意深く歩きました。
玄関前に荷を放り、近くの動物病院に電話しました。
既に診察終了時間を過ぎていましたが、祈る気持ちで応答を待ちました。
留守電なら「緊急事態です」と吹き込もう!
しかし、「はい、F動物病院・獣医師のFです」の声! 良かった~!まだいらしたんだ…。
事情を説明すると、快く受けて下さいました。
急がねば…。
子猫が頭を反らせないように、左手でそっと固定し、右手で体を包み、来た道をまた戻りました。
病院はホ-ムセンタ-の少し先にあります。
ざっと診察して下さった結果、やはり頭を打っている為の症状が見られるとのことで、手足の骨折はなさそうです。
左目は猫風邪の為に多分失明、右目は見えてるはずだけど…と、目の前で指を動かしても反応なし。先生は「頭を打ってるせいで、意識が混濁しているのでしょう。入院して治療を行いますが、もし脳内出血を起こしているとすれば、どんどん悪化する畏れがあります」と、静かにおっしゃいました。
動物にCTやMRIなどの高度な検査をして下さる病院は、近くにはありません。
仮にあったとしても、高額な検査費用を支払うのは不可能です。
この子の生命力に賭けるしかない。
翌日にお電話する…ということにして、先生にはお願いを、子猫には激励をし病院をあとにしました。
さて、これからどうするか…。
頭の中をぐるぐる巡るのは、「助けたものの、保護する場所がない」ということと「障がいが残った場合や加療を継続するならば、その医療費」「家計を圧迫している猫費でいつも家庭内争議が起きるのに、この事態をどう説明するか」…。
現実は容赦なくのしかかってきます。
神様の試練は相変わらずキビシイ…。
今日は午前中の仕事がキャンセルになったので(また減収だ(T-T)…)病院に様子を見に行きます。
私が発見しなかったら、間もなく100%消えていた命。でも、時間差はあれど、助からないかもしれない命。
助かって欲しい、それは勿論…けど、これからどうする?
えぇ~いっ!成るようにしか成らないんだから、ぐちゃぐちゃ考えたって仕方ない!
とはいえ、こうべを垂れる私でした…(__)。
子猫は、3ヵ月齢程のやや長毛の、真っ白いモヘア玉のような女の子です。
by放心状態のカシャママ
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